川崎市出身。大阪音楽大学作曲科在学中にビル・エヴァンスの演奏に衝撃を受け、ジャズピアニストを志す。卒業後関西で活動を始め、1991年に東京へ拠点を移す。大隅寿男(ds)トリオへの参加を皮切りに、多くのジャズミュージシャンとの共演を重ねる。
1998年より日野皓正クインテットに参加し、演奏・作曲・アレンジの各分野で注目を集める。2001年、俵山昌之(b)、江藤良人(ds)とのトリオによるリーダー作『Voices in The Night』でデビュー。以降、ソロ、デュオ、トリオなど多彩な編成で作品を発表し続けている。
また、著書『超絶ジャズピアノ』(リットーミュージック)を執筆するなど教育面でも活躍。近年は“Chamber Music Trio”や“幽玄郷~yu-gen-kyo”など独自のアンサンブルを主宰し、しなやかで詩的な表現を探求している。

